療養型病院の看護師の夜勤回数はどのくらい?

療養型病院の看護師の夜勤回数はどのくらい?

療養型病院の看護師の夜勤回数は、月2〜5回程度が一つの目安です。ただし、二交代制か三交代制か、病棟の看護師数、夜勤専従者の有無によって大きく変わります。

「療養型病院だから夜勤が少ない」とは限らないため、求人票では夜勤回数だけでなく、夜勤の勤務時間や夜勤体制も確認することが大切です。

療養型病院の夜勤回数は月2〜5回程度が目安

療養型病院では、二交代制なら月2〜5回程度の夜勤になるケースがあります。三交代制では1回あたりの勤務時間が短くなるため、準夜勤と深夜勤を合わせた回数が月6〜8回程度になることもあります。

ただし、これは一般的な目安であり、すべての療養型病院に当てはまる回数ではありません。夜勤専従の看護師がいる病棟では回数が少なくなることもあれば、看護師の人数が少ない病棟では回数が増える可能性もあります。

勤務形態 夜勤回数の目安 確認したい点
二交代制 月2〜5回程度 夜勤1回の勤務時間、休憩時間、夜勤明けの扱い
三交代制 準夜勤・深夜勤を合わせて月6〜8回程度になる場合がある 準夜勤と深夜勤の回数、勤務間隔
夜勤専従者がいる病棟 少なくなる可能性がある 夜勤専従者の人数と、欠勤時の対応

表の回数はあくまで勤務形態から考えた目安です。実際の回数は、病院ごとの勤務表や雇用条件で決まります。

夜勤回数が病院によって違う理由

夜勤回数は、病棟の看護師数と患者の状態によって変わります。療養型病院は、長期療養を必要とする患者が多い一方、人工呼吸器の管理や吸引、経管栄養など、夜間にも継続したケアが必要な病棟があります。

看護師と看護補助者の配置

夜勤中に配置される看護師と看護補助者の人数が多ければ、1人あたりの夜勤回数を抑えやすくなります。反対に、夜勤を担当できる看護師が少ないと、同じ看護師に夜勤が集中することがあります。

二交代制か三交代制か

二交代制は、一般に夜勤1回の勤務時間が長い代わりに、夜勤として数える回数は少なくなります。三交代制は1回の勤務時間が短い一方、準夜勤と深夜勤の両方を担当するため、回数が多く見えることがあります。

そのため、求人票の「夜勤月4回」という数字だけで、負担の軽さを判断することはできません。夜勤1回の勤務時間と、勤務終了から次の勤務までの間隔も確認しましょう。

夜勤専従者や非常勤看護師の有無

夜勤専従者や夜勤を担当する非常勤看護師がいる病棟では、常勤看護師の夜勤回数が少なくなる場合があります。ただし、夜勤専従者の人数や勤務できる曜日までは、求人票だけでは分からないことがあります。

二交代制なら「月4回前後」が多いのか

二交代制で月4回前後の夜勤は、療養型病院の勤務として考えられる範囲です。ただし、「月4回」と書かれていても、実際には固定の回数ではなく、病棟の状況によって月3〜5回など変動することがあります。

応募前には、次の点を病院に確認すると実際の働き方を判断しやすくなります。

  • 夜勤は月に何回程度か
  • 夜勤回数の上限や下限はあるか
  • 夜勤は二交代制か三交代制か
  • 夜勤1回の勤務時間は何時間か
  • 夜勤は看護師何人、看護補助者何人で担当するか
  • 夜勤専従者が休んだ場合、常勤看護師の回数が増えるか
  • 入職直後や子育て中に夜勤回数を調整できるか

夜勤の負担を判断するには回数以外も確認する

夜勤の負担は、回数だけでなく、勤務時間、休憩の取りやすさ、担当患者数、夜間の処置内容によって変わります。たとえば月3回でも、夜勤が長時間で休憩を取りにくい場合は、負担が大きい可能性があります。

特に療養型病院では、次のような夜間業務があるかを確認しましょう。

  • 吸引や経管栄養の対応
  • 体位交換やおむつ交換
  • 点滴や酸素療法の管理
  • 急変時の対応
  • 認知症や不穏状態の患者への対応
  • 夜間の入院受け入れや救急対応

療養型病院でも、急性期病院と同じように夜間の医療処置が多い病棟があります。一方で、救急搬送や入院受け入れが少なく、業務内容が比較的決まっている病棟もあります。病院の種類だけで夜勤の忙しさを判断しないことが重要です。

夜勤回数が少ない療養型病院を探すときの確認方法

夜勤回数を抑えたい場合は、「夜勤少なめ」「月2回から相談可」などの求人条件だけでなく、実際の平均回数を確認します。

  1. 求人票で夜勤の勤務形態と回数を確認する。
  2. 面接や問い合わせで、直近の常勤看護師の平均夜勤回数を尋ねる。
  3. 夜勤専従者の人数と、欠勤時の応援体制を確認する。
  4. 夜勤1回の勤務時間、休憩時間、夜勤明けの翌日の勤務を確認する。
  5. 希望する回数で長期的に勤務できるかを確認する。

「夜勤月4回」と書かれている場合でも、それが目標回数なのか、実際の平均回数なのかで意味が変わります。「通常は何回ですか」「多い月は何回になりますか」と具体的に聞くと、勤務の実態を把握しやすくなります。

夜勤なしや夜勤少なめで働ける場合もある

療養型病院には、外来、手術室、訪問看護、日勤のみの病棟勤務など、夜勤を担当しない働き方が用意されている場合があります。ただし、夜勤なしの可否や、夜勤免除の条件は病院ごとに異なります。

夜勤が難しい事情がある場合は、応募時に隠さず、「夜勤は月何回まで可能か」「日勤のみで常勤になれるか」を確認しましょう。夜勤回数を減らせても、その分、雇用形態や給与、担当業務が変わることがあります。

療養型病院の夜勤回数を確認するときの結論

療養型病院の看護師の夜勤回数は、二交代制で月2〜5回程度、三交代制では準夜勤と深夜勤を合わせて月6〜8回程度になる場合があります。実際の回数は、看護師の人数、夜勤専従者の有無、患者の状態、勤務形態によって変わります。

求人を比較するときは、夜勤回数だけでなく、夜勤1回の勤務時間、夜勤中の人数、休憩の取りやすさ、夜勤明けの勤務まで確認してください。