療養病棟で働く看護師の夜勤回数は月何回?

療養病棟で働く看護師の夜勤回数は月何回?

療養病棟で働く看護師の夜勤回数は、月4〜5回程度が一つの目安です。ただし、療養病棟だから夜勤回数が一律に決まっているわけではありません。病院の勤務形態、看護師の人数、2交代制か3交代制か、夜勤専従かどうかによって変わります。

療養病棟の看護師は月4〜5回ほど夜勤に入るケースがある

常勤看護師が2交代制で勤務する療養病棟では、夜勤が月4〜5回程度になることがあります。これはあくまで一般的な目安で、すべての病院に当てはまる回数ではありません。

たとえば、夜勤担当者を毎月交代で割り当てる職場では、次のような勤務になる場合があります。

  • 夜勤が月4回:週1回程度の夜勤
  • 夜勤が月5回:週1回に加えて、月によって追加の夜勤
  • 夜勤が月6回以上:看護師の人数が少ない、夜勤専従者が少ないなどの可能性

ただし、上記は勤務表の一例です。実際の回数は、夜勤の時間、休日数、希望休、スタッフの休職や退職などでも変わります。

2交代制と3交代制で夜勤回数の数え方が違う

夜勤回数は、2交代制か3交代制かによって見え方が大きく変わります。比較すると、2交代制は1回の夜勤時間が長く、3交代制は夜勤1回あたりの時間が短い傾向があります。

勤務形態 夜勤の特徴 月の回数の考え方
2交代制 夕方から翌朝までなど、長時間の夜勤が中心 月4〜5回程度が目安になる場合がある
3交代制 準夜勤と深夜勤に分かれる 1回の勤務時間が短い分、回数が多く見える場合がある

たとえば、仮に2交代制で夜勤を月4回担当する場合、夜勤の回数は4回です。一方、3交代制で準夜勤と深夜勤をそれぞれ担当すると、勤務表上の夜勤回数が月6〜8回程度になることもあります。

ただし、夜勤時間や勤務間隔が病院ごとに違うため、回数だけで負担の大きさを判断することはできません。夜勤1回あたりの勤務時間も確認する必要があります。

療養病棟でも夜勤回数が変わる主な条件

同じ療養病棟でも、次の条件によって月の夜勤回数は変わります。

看護師と介護職員の配置

夜勤帯に看護師を何人配置するか、介護職員が何人勤務するかによって、1人あたりの担当回数が変わります。看護師の人数が多ければ、夜勤を分担しやすくなります。

反対に、夜勤に入れる看護師が少ない職場では、1人あたりの夜勤回数が増えることがあります。求人票に「夜勤月4回程度」と書かれていても、実際の回数は人員状況によって変わる可能性があります。

病棟の種類と患者の状態

療養病棟には、慢性期の患者を中心とする病棟や、医療的な処置が多い病棟などがあります。患者の状態や必要な処置の数によって、夜勤帯の業務量が異なります。

そのため、夜勤回数が同じ月4回でも、患者の状態や夜勤中の業務内容によって負担感が変わることがあります。

夜勤専従者や非常勤職員の有無

夜勤専従の看護師や、夜勤に入る非常勤職員がいる場合は、常勤看護師の夜勤回数が少なくなることがあります。一方で、夜勤専従者が少ない職場では、常勤者が多くの夜勤を担当する場合があります。

育児や介護などの勤務条件

子育て中、家族の介護中、短時間勤務などの条件がある看護師は、夜勤回数が少なく設定されることがあります。ただし、夜勤免除や回数の上限は、病院の規定や雇用条件によって異なります。

夜勤回数を確認するときは月の回数だけで判断しない

転職や就職で夜勤回数を確認する場合は、「月何回か」だけでなく、次の項目を一緒に確認しましょう。

  • 2交代制か3交代制か
  • 夜勤1回の勤務時間
  • 夜勤明けの翌日に勤務が入ることがあるか
  • 夜勤を担当する看護師と介護職員の人数
  • 夜勤回数の希望を出せるか
  • 夜勤専従者がいるか
  • 夜勤回数が毎月固定か、病棟の状況で変わるか

求人票に「夜勤月4回」と記載されていても、それが平均回数なのか、最低回数なのか、現在の勤務実績なのかは分からない場合があります。応募前や面接時に、「直近の勤務表では、常勤看護師の夜勤は1人あたり月何回ですか」と具体的に聞くと、実際の勤務に近い情報を確認できます。

夜勤が多いか判断するポイント

夜勤の多さを判断するときは、回数に加えて勤務時間と休みの取り方を見ます。2交代制で月4回でも1回の夜勤が長ければ負担が大きいことがあり、3交代制で月7回でも1回あたりの勤務時間が短い場合があります。

自分に合うか判断するには、次のように確認すると整理しやすくなります。

  1. 勤務形態が2交代制か3交代制かを確認する。
  2. 夜勤1回の開始時刻と終了時刻を確認する。
  3. 夜勤明けと次の勤務までの休み方を確認する。
  4. 常勤看護師の実際の夜勤回数を確認する。
  5. 夜勤回数を減らせる時期や条件があるかを確認する。

特に「月4回程度」という説明を受けた場合は、「繁忙期も月4回程度なのか」「欠勤者が出た場合は増えるのか」まで確認すると、入職後のギャップを減らせます。

療養病棟の夜勤回数は病院ごとに確認が必要

療養病棟で働く看護師の夜勤回数は、月4〜5回程度が目安になることがありますが、決まった基準ではありません。2交代制なら回数が少なく見え、3交代制なら準夜勤と深夜勤に分かれて回数が多く見えることがあります。

勤務先を選ぶときは、求人票の回数だけで判断せず、勤務形態、1回あたりの時間、夜勤明けの扱い、直近の実績を確認しましょう。